『きょうと・人・まち・であいもん』番組ブログ、第2弾!

2009年11月までの番組情報は、↓↓コチラ↓↓をご覧ください

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2012年04月29日

2012年4月7日放送 地域の景観をリードする専門家・景観エリアマネージャー

△▼△4月は「景観まちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:NPO京都景観フォーラム理事長 (社)京都府建築士会会員 
    内藤 郁子さん

naito.jpg 京都市景観条例はできましたが、景観を良くしていくには、市民が主体となって「まちづくり」を行うことが大事で、自分たちで、どんな町にしたいかを考え、後世にどう残していきたいかという思いと、それを纏めたりリードする専門家が必要です。そういうお手伝いをして行きたいと考えています。
 2008年に「京都市未来まちづくり100人委員会」がスタートし、その中の一つとして「市民の景観チーム」があり、専門家、行政の方、市民の方々と多彩なメンバーで、3年間、毎月1回の会議を開き、色々検討しました。このチームを母体に活動を始め、昨年11月にNPOとしての認証を受けました。
 もともと進化する景観条例ですから、当NPOは、市民が主体となって景観を進化させたいと考えています。景観を整えると資産価値が上がり、その過程で、みんなの気持ちが纏りコミュニティが再構築され、安全・安心・暮らしやすさが進化します。
 活動の一つとして、景観を観察するフィールドワークで、「自転車撤去警告看板」が美しくない事に気づき、行政と共に学生デザインコンペを行い、茶色の格子の綺麗な看板に生まれ変わりました。
 また、「景観エリアマネジメント講座」を開講しています。ランドスケープ・京都の歴史・法律・京町家・造園・まちづくり・茶道・華道と幅広い講座で、暮らし方や日本人の美意識も学びます。1年目は講義中心の座学で、2年目はより実践的な勉強をし、合計2年で「景観エリアマネージャー」が誕生します。現在合計約50名が勉強中です。
 京都市の「地域景観まちづくり協議会」の第1号が間もなく認定されますが、そういう場でも、地域の景観のホームドクターとして、今後、皆さんが活躍されるのを楽しみにしております。




☆本日の担当:伏木道雄

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2012年04月03日

2012年3月31日放送 ニュージーランドだより 3

ゲスト:グローバル・アーティスティック  岩崎 亮平さん

iwasaki.jpg 前回の言い忘れです。ニュージーランドは南半球なので季節が逆、南北が逆の日当たりです。
 さて、3回目は建築の話と建築を取り巻く事情についてです。住宅の新築・改築といった話がありますが、家を「建てる」ではなく家を「買う」という習慣が一般的で不動産業が盛んです。安い家から高級なものまでラインナップが広く、取扱い数が充実しています。ヤドカリのような暮らし方で、最初は夫婦二人の家、それから子どもができた家、また子どもが大きくなると、ニュージーランドでも学区制があるので学区内の家へと買い移っていくのが普通です。借りるではなく買う。
 それから割とセルフビルドをしています。ペンキ塗りから改造まで色々住人でやっています。住宅は木造(ツーバイフォー)がほとんどで自分たちのライフスタイルに合わせて買い換えていきます。
 日本のハウスメーカーが建てた家があり、一見して日本のハウスメーカーとわかるのですが、なぜかがっかりしました。
 住宅のグレードは日本と比べてけっして良くなく、建具は隙間があるし、壁が薄い、天井が張っていない等は普通です。国民性もあり、おおらかで大雑把にとらえていて、またすぐに移っていくので気にしないのでしょう。
 新築ビルの現場はあまり見ないです。リノベーションが多いですが、耐震設計をしているかは怪しいと感じます。
 特徴的な建築事情は、仕事が遅いこと。9時出勤で3時に帰る。すべての仕事において長時間働くということはなく、仕事のスピードは遅いです。全体がその風潮なので問題はないそうです。
 それと消費税が高く15%で、行政サービスが充実しています。貯金がいらない。老後の心配がいらないのでみんな納得しています。
 みなさんも、是非一度海外で暮らしてみてください。日本を離れて日本の良いところが見えてきました。住んでいると悪いところばかりが目立ちますが、日本はまんざらではないと思います。


■□■ 会員紹介 ■□■
京町家なんでも応援団の活動について
京町家なんでも応援団 団長 冨家 裕久さん

tomiie.jpg 建築士会の地域貢献助成事業に選ばれ、建築士会からも応援を頂いています。応援団の活動の一つは「まちあるき」です。今まで市中の花街を回っています。
 またその他は色々な企画を会員さん同士で立案して実行します。そこから生まれた企画で、4月にお花見企画を開催します。左京区岡崎円勝寺町の白川河畔の竹中庵にて景観の話・歴史・町並・所有者の気持ち等のパネル展示をみてもらい、それに併設して茶店を出店し、お抹茶お菓子付500円で販売します。お茶も楽しんでもらいながら、桜を眺めてこの地域の景観・歴史を知ってもらうのが狙いです。





☆本日の担当:冨家裕久

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2012年03月24日

2012年3月24日放送 「西大路駅周辺を美しくする会」の活動について

△▼△3月は「唐橋学区」をピックアップ△▼△

ゲスト:唐橋学区 社会福祉協議会 副会長
    西大路駅周辺を美しくする会 事務局長
    森岡 隆司さん

morioka.jpg 以前、西大路駅周辺は放置自転車や違反広告物などの問題があり、学区内では駅前をどのようにしていくかが課題になっていました。京都市からの要請で祥豊・唐橋両学区が清掃活動などを始めましたが、駐輪場などもなく、路上には自転車があふれ、自転車の上に自転車を重ねてあったり、人が通ることも難しい状況で、最初はなかなかうまく機能しませんでした。
 そんな状態をなんとか皆で解決したいという機運が日々高まり、市からの要請で地域の住人・地域の企業・行政が一体になり進めてきたのが「西大路駅周辺を美しくする会」です。企業からの協力も多大で、中には出張に出かける前に駅前で放置自転車の整理に汗を流してから電車に乗られる企業部長もいらっしゃいました。住人だけでなく、仕事で駅を利用する人達も皆がきれいで気持の良いまちにしたいという思いでいます。
 市民共汗サポーター「京・輝き隊」は、違反広告物をなくすのが主な活動ですが、違反広告物があっても勝手にはがす事ができません。そこで京都市の「京・輝き隊」第一号の認定を受け活動を続けてきました。毎週水曜日に駅周辺を清掃するのですが、違反広告物も減り、とてもきれいになりました。
 放置自転車に関しても、地域の企業・ワコールさんが提供した駅前の土地に市が駐輪場を建築してくれました。運営も市からの委託を受け、「美しくする会」で地域の高齢者を雇用し管理しています。
 また、「美しくする会」では、軽度の交通違反者に対する違反者講習の一環も担っていて、自転車の整理や清掃などの活動を一緒にしてもらい、初めは意欲的ではなかった人も、終わるころにはきれいになる気持よさを実感してもらえています。地域の人たちも楽しみながら、当番以外の日にも参加して下さっています。





☆本日の担当:遠島和恵

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2012年03月23日

2012年3月17日放送 洛陽工業高等学校まちづくり授業

△▼△3月は「唐橋学区」をピックアップ△▼△

ゲスト:洛陽工業高等学校 創造技術科
    堀 木実先生、神崎 武史さん、園山 翔太さん、神野 勇さん(写真左から)


hori_others.jpg(堀先生)生徒たちが社会に出て身近な地域のことも考えられるように「安全安心のまちづくり」をテーマにまちあるきを行いました。生徒が地域の人や建築士と共に学校周辺をまちあるきして気付いたこと、危険な場所やその改善点についてグループで話し合い最後に発表を行いました。
(園山さん)唐橋小学校周辺を歩きました。大きい通りは明るいと思っていましたが、夜は暗そうな感じがしました。通学路で歩行者の間をすり抜けていく自転車が多かったので歩行者と自転車の道を分けると良いと思いました。 子供たちは大きい道から小道を抜けていくので、街灯をつけて明るくした方がいいと思いました。また、こうした授業を他の学校でも行うことで、さらにまちが良くなっていくと思いました。今回の活動をして、もっとボランティア活動をしていきたいと思いました。
(神野さん)西大路駅周辺を歩きましたが、放置自転車が多かったです。また高校周辺には公園がありましたが交通量が多く、子供のとび出しが危険だと感じました。今回は学校周辺でしたが、自分たちの地域も変えていかないといけないと思ったので、地元の活動にも取組みたいと思いました。
(神崎さん)唐橋小学校周辺を歩きましたが、事前のアンケートに書かれていた自転車同士が衝突した場所に行きました。カーブミラーがなくブロック塀が邪魔して曲がり角が見えにくく危ないと感じました。特に朝は自転車が多かったです。僕もボランティア活動等、自分でできることは積極的に参加したいと思いました。
(堀先生)今回は事前に小学生にアンケートを取ってまちあるきをしましたが、本当は子供たちと一緒に歩ければ良かったです。また地域の方にもまちあるきや発表会に来ていただき、地域の取組み等の話が聞けて良かったです。





☆本日の担当:江坂幸典

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2012年3月10日放送 地域の福祉・防災の拠点として

△▼△3月は「唐橋学区」をピックアップ△▼△

ゲスト:社会福祉法人 京都育成の会 西寺育成苑施設長
    谷脇 郁夫さん

taniwaki.jpg 私たちの「西寺育成苑」は、唐橋学区のやや西寄り、洛陽工高の北側にあり、通所授産施設とデイサービスセンターを併設し、仕事の訓練や日常生活の支援をしています。
 施設では、パンの製造販売や写真アルバムの組立てなどを行い、パンは近くの八条中学校や洛陽工高、その他多くの企業へお届けしています。
 毎年11月には、八条中学を開放してもらい施設のお祭りを開催していますが、最近では2000人を超える方々にお越しいただく規模になりました。
 「地域に育まれて、心豊かな成長を目指す」ことが施設のモットーで、例えば唐橋小学校の児童とまつりでの共演や造形展への出品、パン教室の開催をしています。社会福祉協議会とは地域のお年寄りの昼食会に施設の食堂を提供するなど新たな交流が生まれています。
 さらに防災拠点という観点から、学区の自主防災会との間で、緊急時には施設を一時避難場所として活用する旨の覚書を結んでいます。これは阪神淡路大震災を経て、地域と共存できる施設でありたいという願いの具体化の一つであると思います。周辺には学区の避難場所の西寺公園や学校施設があり、避難や救援の拠点になると想定され、施設では救援物資の集積や、厨房設備での炊出しも可能です。
 学区では災害時を想定した地域防災の取組みに熱心で、私どもの施設の利用者にとどまらず、独居の高齢者など要支援者の生活に、常日頃から目を向け、見守り、事あればサポートしていただけるような真に共生できる環境が育って欲しいと思います。
 学区の皆さんのお陰で、地域密着型施設であると自慢できます。常日頃から閉鎖的にならず、いろんな機会を共有し、地域の方々と相互理解を深めていくことが何よりも重要で、それが自ずから「地域福祉の拠点」あるいは「防災拠点」として認められることになるのではないでしょうか。





☆本日の担当:竹山ナオユキ


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2012年3月3日放送 歴史と福祉、交流のまち唐橋学区

△▼△3月は「唐橋学区」をピックアップ△▼△

ゲスト:唐橋学区 自治連合会 副会長
    天野 広一さん

amano.jpg 南区の唐橋学区は、北はJR、西は西大路駅、東は旧千本通、南は十条通より2筋ほど北側の範囲です。
 唐橋学区の歴史は古く、平安京ができる前から川の水が集まってきている地域で、竪穴式住居の遺跡も発掘されています。また、都大路を挟んで「東寺」に対して建てられた「西寺」や、羅城門もありました。当時は、西から都への入り口でした。大陸からの方のために「鴻臚館」という今の迎賓館みたいなものがあり、そこに架けられていたのが「唐橋」で、それが地名の由来です。
 南区全体が活動が盛んですが、学区としては「福祉の唐橋」として、昔から子どもからお年寄りまでが安心して暮らせるまちを目指してきました。
 学校の先生が、「ここでは、子どもが外で遊び回っているんです。よそから来た子どもさんがびっくりされるんです。」とおっしゃいますが、それだけ安心して子どもが遊べるということです。
 「中心は小学校から」というのが合い言葉で、地域のど真ん中に西寺公園があり、そのすぐ南の西寺跡地に建った唐橋小学校が地理的にも活動的にも中心になっています。
 学区の中には、京都市立の幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校までが揃っているのも特徴で、子どもが2000人くらいおり、たいへん多いです。
 小学生が放課後に残って宿題をする「学び学級」というのがあり、高校生がボランティアで教えてくれています。小学生と高校生の交流がはかられているのは珍しいことかと思います。
 また、マンションの住民と昔からの住民との交流がうまくできているのも特徴のひとつです。




☆本日の担当:上原智子

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2012年03月04日

2012年2月25日放送 三条特集 環境にやさしい染色ものづくり

△▼△2月は「洛西ニュータウンのまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:One la boo 京都店 店長 木元 春菜さん(写真左)
    カワバタプリント 田渕 千鶴さん

tabuchi_kimoto.jpg One la booは、ブーフーウーのオリジナル商品を中心に、個性溢れるおしゃれな子供ども服を販売しています。
 カワバタプリントは、職人による「手工捺染法」を用いてプリント加工をしています。手作業による風合いを大切にしており、また、環境問題にも取り組んでいます。「新万葉染め」は、昔から使用されてきた天然色材を利用し、少ない材料と少ない水で短時間に染められる独自に開発した技法です。
 One la booのお店の奥にその体験スペースがあり、ショールやTシャツなど、約1時間で絞りや染めができます。また、月に2日間はワークショップを開催し、実際に職人さんからお話を聴きながら指導をしてもらって、作品を染めて頂いています。親子での参加も大歓迎で、子どもたちはいつも大変盛り上がって楽しんで作ってくれています。
 子どもたちが元気な笑顔になってもらえたらと、宮城県の被災地の避難所や小学校で、染色やものづくりのワークショップを実施しています。昨秋には、仙台の商店街で小学生が染めた作品を洋服に仕立ててキッズファッションショーを開催しました。
 三条通りでも、他のお店ともタイアップをして、ものづくりをしているお店と繋がりを作っていければと思っています。


■□■ 会員紹介 ■□■
人と人のつながりをつくりたい 寺川徹建築研究所 代表 寺川 徹さん

terakawa.jpg 中学まで宇治にいましたが高校はアメリカ、大学はカナダに行きました。大阪の設計事務所勤務後、カナダの大学院に戻り、通算するとアメリカとカナダに20年住んでいました。昨年1月に宇治で事務所を始めましたが、おもに個人住宅の設計を行っています。以前コーポラティブハウジングの設計に関わっていたので、今後は人と人のつながりをつくりながら建物をつくっていきたいと思っています。建築士会では青年部会フォーラムセミナー担当会で建築家セミナーや東山区空家対策等を担当しています。京都に住むのは25年ぶりですが、あらためて京都の素晴らしさを実感しています。



☆本日の担当:内藤郁子


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2012年02月27日

2012年2月18日放送 住民の豊かな生活を支援する

△▼△2月は「洛西ニュータウンのまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:洛西ニュータウン創生推進委員会
    生活機能向上部会 村下 恒雄さん

murashita.jpg 現在部会では、大きく分けてサブセンター活性化チームと交通アクセス改善チームに分かれて活動しています。
 活性化事業では、買い物とコミュニティーの場として建てられたサブセンターが築約30年以上経過し、時代の変遷への適応・活用方法等の見直しが必要となっていることを念頭に、もう一度住民に活用してもらうべく取り組みをしています。
 昨夏、サブセンター活性化の一環で「福西ふれあい祭」を商店会と自治連の方と行い、小さい子供から高齢者まで幅広い年代の人たちが来てくれました。人と人との新しいコミュニケ−ションの場として、今後もこういった機会を少しづつ作れればと思っています。
 洛西ニュータウン内のバス路線改善事業では、ニュータウン内を住民が巡回できる交通手段を検討しています。特に高齢者が家にこもってしまうことを防ぐ意味でも、買い物などで手軽に利用できる巡回バスは不可欠であると考えています。
 この2つの事業を実現させていくことで、新しい人々のコミュニティが生まれていくと思っています。
 他の学区同様高齢化が進んでいます。今後は子育て世代の人達に住んで貰うと共に、取り組んでいる事業を通して、新しい住民も高齢者もサポートしていければと思っています。また、ここには豊かな自然などの「町の資源」がたくさんあり、これらを活かしながら、住民の方には地域の再認識をして貰い、町の外からも人が遊びに来て貰う、そんな活動もしていきたいと思っています。



☆本日の担当:畑 正一郎


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2012年02月17日

2012年2月11日放送 まちなみを育て次世代へ継承する

△▼△2月は「洛西ニュータウンのまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:洛西ニュータウン創生推進委員会
    環境部会 岩倉 紘一さん

iwakura.jpg 西竹の里のタウンハウスに住み、豊かな緑、美しい街路と河川、ゆとりあるまちなみのなかで楽しく暮らしています。西山夘三先生と上田篤先生のコンセプトによるこのまちの美しさが、今後も継承されることを願っています。
 環境部会は、緑とゆとりあるまちなみを育て、次世代へ継承するための取り組みが活動方針です。
 洛西ニュータウン魅力発見・発信チームでは、まち歩きも開催しました。第1回は、昨年の5月、新緑や花の観察、竹林公園・たけのこ掘りの見学など、小さい子供さんも含め楽しいひと時を過ごし、印象をそれぞれが短歌にまとめました。第2回は、秋に小畑川周辺を散策し、お気に入りポイントをそれぞれスケッチし、作品を若手芸術家2人に講評してもらいました。
 環境部会の取り組みの1つは、豊かな緑の維持管理ガイドラインの策定で、住民と行政がいっしょに検討しています。次はゴミゼロのまちへの取り組みにまちの美化推進住民協定を活用したいと考えております。さらに、地域景観づくり協議地区の認定を考える勉強会などを検討しています。
 私の住むタウンハウスは、住まいのまちなみコンクールで国土交通大臣賞を頂きましたが、これまで入賞した30団体がネットワークを組み、課題を解決してきたノウハウをまとめて、住民向けのまちづくりテキストの制作準備をすすめています。




☆本日の担当:伏木道雄

posted by 京都府建築士会 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年2月4日放送 創生推進委員会について

△▼△2月は「洛西ニュータウンのまちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:洛西ニュータウン創生推進委員会
    アドバイザー  安枝 英俊さん

yasueda.jpg「洛西ニュータウン(NT)まちづくりビジョン(2007年6月)」の掲載内容の実現に向けて組織された委員会です。環境部会、安全安心こども育成部会、コミュニティ部会、生活機能向上部会の4つの部会に分かれています。NTには、新林学区、境谷学区、福西学区、竹の里地域の学区地域がありますが、今後10年の間に急激に高齢化が進行することが予測され、また、戸建・集合住宅の多くが築後30年以上経過しており、その老朽化、空き家対策が必要になっています。
 委員会では、各学区のまちづくりだけでなく、NT全体としてのまちづくりも進められており、NT内の自然資源を活用した事業や、NTの魅力の発信・発見のためのまちあるき、NTポータルサイトの運営等を行っています。
 活動開始から約5年になりますが、まちづくりビジョンの実施状況の確認や見直しを含めて、今後2〜3年で重点的に取組むべき課題をNT全体で共有しておくために、各部会が、テーマに関連するNT内の地域活動団体も巻き込みながら活動を発展させていくことに取り組んでいます。タウンセンター、サブセンターなどの商業機能やNT内の公的集合住宅団地の再生も含めたNT全体での再生計画を策定しなければならないと考えます。



☆本日の担当:齋藤義憲

posted by 京都府建築士会 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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