
(あじき路地内)
6年前にあじき路地に越してきました。元々は会社員だったのですが、革工芸を趣味でやっていて、京都か神戸でお店をしようと物件を探し、あじき路地に出会いました。路地に入った時の空気感がちがう、時間の流れがちがうことが気に入りました。
京町家の建物は、同時に入居する人が自分たちで直してから入居しました。あじき路地の住人は、創作作家やグラフィックデザイナーなどいろいろな異分野の人が集まっています。<続く>
<教えて!建築士さん>
テーマ:住まいのメンテナンス〜建物内部のメンテ
担当・江坂幸典、案内・下村委津子
音声:
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☆本日の担当:上原智子、小田木洋子
押野さんのお話の続き...
路地のメンバーの交流が生まれるのが良いことだと思います。みんな作品作りなどで一人でこもってものづくりをしています。ですから、夜にみんなで食事を一緒に食べに行ったり、作ったものを持ち寄ったり、お茶をしたりするのが、とても良い気分転換にもなりますし刺激にもなります。
マンションとかではなく、路地のこういう環境だからこそ、メンバーの気配を感じながら刺激を受けながら創作できるのだと思います。
あじき路地の入居の条件というのが、住みながら創作活動をしてゆく、というものでした。店だけ出して、夜になると人がいなくなってしまうという建物の使い方ではなく、職住一体の使い方をする人に貸し出されたものです。
路地のメンバーの中でコラボレーションというか、協力して一つのものを作ることもあります。