『きょうと・人・まち・であいもん』番組ブログ、第2弾!

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2012年06月25日

2012年6月23日放送 「被災地で活躍する建築士の声」パート3 福島の決意

△▼△6月は「山を護る」をピックアップ△▼△

ゲスト:(有)ファルデザイン取締役・(社)福島県建築士会前女性委員長(23年度迄)
    島田 マリ子さん

shimada.jpg 放射性物質の飛散は、原発からの距離だけでなく、偏西風によっても大きく左右されました。そして、放射能被害の少ない地域(会津地方等)でも風評被害が大きな問題となっています。放射能被害にきちんと対応する人と、被害を矮小化する人がいます。私もきちんと対応したいのですが、一人で声を出すのは辛い状況です。原発反対への圧力や風評被害を恐れて何もせずにいると将来にしわ寄せがきます。今言わなければまた同じことが繰り返されます。原発事故被害は、健康被害、事業や家系そして文化の断絶等、むしろこれから表面化してきます。
 こういう状況を他の地域の人々に理解してもらえているのだろうか。国は今まで理解しようとする気持ちがなく、様々な政治課題についても同じです。国の姿勢の改革に期待するところです。
 福島で暮らしていくためには除染が必要ですが、国の主導では放射能が高い地域だけで、大半は各自治体が行うしかありません。しかも専門知識のない一般市民が、レクチャーもされずに町内会掃除のレベルで行っています。若いお母さんが除染と知らずに子連れで参加などしたら大変危険です。また、除染した土などは敷地内に埋め、除染後の水は川へ海へと流れますが、行政も大きな問題として取り上げていません。
 この状況下で、私たちは福島県で住み続けることを決心しました。窓を閉め、洗濯物も室内に干すなど、空気を自由に取り入れることできない生活ですが、私達女性建築士は、震災前から続けてきた自給自足できる生活をめざし、今回は地熱発電をテーマに勉強します。皆さんには、福島に来て短時間の疑似体験をしていただけたらと思うことがあります。




☆本日の担当:衛藤照夫




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2012年06月22日

2012年6月16日放送

△▼△6月は「山を護る」をピックアップ△▼△

ゲスト:京北農林業振興センター所長、京都森林インストラクター会
    三嶋 陽治さん

mishima.jpg 植物や木が好きで、山の関係の大学に行き、京都市役所に入ってからも山に関する仕事をしてきました。京都は山が広いのが特徴で、100万都市でこんなに山があるところはなかなかないし、落葉や常緑、ブナの林、松林等いろんな種類の森があります。また、市街地に近いので、東山等は地域の人が庭代わりにされています。
 もともと地域にある木を植えるのが本来の森づくりだと考え、広めていきたいと思っています。山から種を持ってきて庭で育て、山に戻すことを自分でも実践しています。山桜等を育てていますが、ポット等でも育ち、3年位で80cmから1m位になります。4、5年目くらいから花が咲きます。山桜は色も全て違うし、新芽の葉がきれいです。木は芽生えがかわいいし、愛着がわきます。
 山は、あまり変わらない、動かない印象があると思いますが、同じ場所に行ってみると大きくなっていく様子がわかります。

京北合併記念の森HP http://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000120653.html


ゲスト:京都市未来まちづくり100人委員会 山紫水明の京都チーム
    藤崎 壮滋さん

fujisaki.jpg 千葉県のベットタウンで育ちましたが、周りに自然が少なく、京都に来たのを機にいろんなところに関わるようになりました。三嶋さんのような方と一緒に山に行くのは安心です。
 鹿の害が増えていますが、鹿肉も食べました。マーケットができることで数のコントロールにもつながると思います。
 チマキザサもそうですが、三嶋さんのように、山のものをまちで育て、山に植え戻すことで、山に行くきっかけになると思います。
 御陵に民間の山を提供してくださる篤志ながおられて、竹を間伐したり、ツタを切って整備しています。普段の仕事ではパソコンに向かっていますが、肩こりが治りますし、緑の中で気分も良いです。
 京都はどこからでも山がすぐそこにあります。みなさんもご参加ください。

御陵の森林整備(ビオトープネットワーク京都)のHP http://www.jca.apc.org/bionet/





☆本日の担当:上原智子



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2012年6月9日放送 山と暮しを繋ぐ

△▼△6月は「山を護る」をピックアップ△▼△

ゲスト:NPO法人 京都・森と住まい百年の会
    京都府立大学生命環境学部 森林科学科 内海 貴州さん(写真左)
    京都府立大学生命環境学部 森林科学科 河合 貴則さん(写真右)

utsumi_kawai.jpg 「NPO法人 京都・森と住まい百年の会」は、分断されてしまった地域の森林と暮らしの繋がりを再び取り戻すことを目指して、2004年に設立されました。現在会員数は、約100名で、一般市民、材木業・森林組合関係者が主な構成員です。地域産材を使った住宅の見学会や勉強会、その住宅での音楽会の開催、絵本の制作や読み聞かせを通じて、木に関わる様々な人々と住まい手の相互理解を深め、ネットワークを作るための支援活動を続けています。活動期間を2004年から2103年の100年間に限定していますが、その理由は、地道な息の長い活動であることの特徴付けと、100年後の次世代にバトンタッチする活動であることの意義付けです。私たちが森を守り育てるという地道な取り組みに積極的に関わっているのも、大学での専攻に加えて、この会の活動が目指す「100年間の活動=次世代に繋がる活動」に共感したからです。
 また、私たちは大学の森林ボランティアサークル「森なかま」でも活動しています。11年前のサークル設立当初は大学の演習林内での山作業の体験が活動の中心でしたが、やがてそのフィールドは演習林を超えて、周囲の山々へ広がりました。荒れた森林の実態に目を向け、地域の山に関わる方々と連携しながら、学生ならではのアイデアとパワーで仲間を増やし、活動を深化させています。地域の方々に枝打ちや間伐といった作業のレクチャーを受けながら実作業をすることが中心の活動ですので、「荒れた山の手入れができる」ととても喜ばれています。現在約90名の学生が在籍していますが、体験を通じて得られる森林への理解と地域の方々との交流を後輩たちにも伝えて、息の長い活動にしていきたいと思っています。





☆本日の担当:西田教子




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2012年6月2日放送 山を護る・人を育てる

△▼△6月は「山を護る」をピックアップ△▼△

ゲスト:京都府立林業大学校教授
    上萩 寛さん

kamihagi.jpg 当校は今年の4月に京丹波町で開校しました。現在、当校に学ぶのは、18才から53才までの幅広い年齢層のヤル気のある21名です。当校の特徴は、森林林業の専門家を養成する林業専攻と、NPO等で活躍することを想定した森林公共人材専攻の2つのコースがあることです。また研修科を併設していて、森と木の文化コースという1日のプログラムや、短期集中型で林業に就業しようとする方を支援するコース等があります。森林を対象にすることは幅広い知識や技術が必要になりますが、当校の職に至るまで私は30余年は京都府の林業技術者として従事していましたので、学生にはこれまでの経験で得た知識や技術を受け継いでもらいたいと思っています。
 学外では森林インストラクターとして10数年活動も続けていますが、皆さんにもっと木を使って頂きたいということが一番の思いです。日本は緑に恵まれた国で3分の2が森林ですが、日本全体で使われている木は成長量の5分の1程度しかないことが山村の過疎化や産業の衰退に繋がっています。木を使うことで山村は活性化するし、地域が元気になると考えます。森を育て、木を使ってもらえる仕事がしっかりできて、自然を尊敬できる技術者を当校で育てたいと願っています。
 現在全体で44億立方メートルの木材量が日本にありますが、これは50年分以上の使用量ストックがある計算です。これを資源としてうまく使えれば、山にお金が戻ってきて木の手入れができます。間伐の遅れた山では雪が多い時や風が強い時には共倒れを起こしてしまい大きな災害にも繋がりますので、適度に間伐をしてその材を使って山の状態を良くする、つまり「使って護る」ことが大事なのです。





☆本日の担当:竹山ナオユキ



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