『きょうと・人・まち・であいもん』番組ブログ、第2弾!

2009年11月までの番組情報は、↓↓コチラ↓↓をご覧ください

 ☆ http://kyoto-hitomachi.seesaa.net/


2012年04月29日

2012年4月28日放送 三条特集 大人で知的なバー


ゲスト:Loki ACADEMICA(ロキ・アカデミカ)
    大坪 正章さん

otsubo.jpg 文化的・知的な大人が集うサロンにしたいと思って3年前に始めたバーです。棚には書籍や古い置物などを並べて、書斎のようなゆったりとした雰囲気の空間で仕事の帰りにちょっと立ち寄ってくつろいで頂けたらと思っています。また、女性一人でもカップルでも、ゆっくり会話を楽しんでもらえる店です。お酒と共に楽しんでいただけるフードも少しご用意しています。
 昼間は、先日まで文化博物館の前でホットドッグなどのお店を出していたアキラ氏が、ランチを提供しています。昼と夜とまた違った雰囲気を楽しんでください。
 開店当初から、不定期ですが「呑みながら講義」というのを開催しています。私はもともと自然科学・サイエンスが好きで、知的な好奇心から、専門的な研究をなさっている先生を招いて、グラスを傾けながら聴くという、ちょっと贅沢な場です。今まで、天文学や昆虫(タガメ)の話、琉球語や野菜、などなど興味深い話を伺っています。知的な刺激を受けて、ガッツリ真剣に聞き込み、また喧々諤々と話が盛り上がり、お酒を飲むのをすっかり忘れてた〜、なんていうこともあります。「センス・オブ・ワンダー」、いろんな不思議にふれ、感動から人の繋がりを作っていけたら素敵だと思います。
 三条は文化的な空気が漂っている通りですが、もう少し夜も楽しんで来てくれるまちだといいと思います。酔っ払いが騒いだりするのではなく、紳士淑女が夜を楽しむ品の良い通りというイメージです。
 この店が人の繋がりを作り、三条らしい大人のイメージやキャラクターを醸成していく場でありたいと願っています。

三条通高倉東入ル・ 三条高倉白鳥ビル3階
http://www.loki-academica.com/index.html


■□■ 会員紹介 ■□■
全国女性建築士連絡協議会(全建女)京都大会

(有)デザインアップル 取締役 西田 教子さん

nishida.jpg 市内で設計事務所を主宰し、京都府建築士会ではまちづくり委員会・女性部会・ラジオ部会に所属しています。2月17・18日に開催されました全建女京都大会では、実行委員長を務めさせて頂きました。「京都で考える日本のまちと暮らしー景観まちづくりからコミュニティの再構築へ」という大会テーマに沿った、講演会と12コースのフィールドワーク、分科会、東北被災三県の報告という密度の高いプログラムを通して、全国から集まった500名余の女性建築士の熱い意見交換ができ、非常に評価の高い大会になりました。これはひとえに、京都府建築士会のスタッフと協力くださった「まち」のみなさんのお蔭と深く感謝しています。




☆本日の担当:内藤郁子



posted by 京都府建築士会 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年4月21日放送 不動産所有形態の実態と景観との関係

△▼△4月は「景観まちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:まちづくり司法書士事務所
    石田 光曠さん

ishida.jpg 景観が保全されている海外の都市では、土地の所有権者が主に行政や教会に限られていて細分化されていません。また建物は土地の不可一体物として簡単には壊せないようになっていて、そういった市民意識や制度があって景観が守られています。
 日本も戦前までは、それとほとんど変わりませんでした。京都でも土地の所有者は寺社仏閣や行政、あるいは一部の大地主であり、庶民はそこを借りて住んできました。相続は家督相続であり、一人の後継者を決めてバトンタッチをしていたために京都の景観は大きく崩れなかったのです。ところが戦後、個人の人権が憲法で重要視され、不動産が細分化され権利も分散化して景観が壊れていきました。個人所有がいけないのではなく、きちんと承継対策をせずにきたのが日本の現実です。
 相続対策というと相続税対策と勘違いされる方が多いですが、相続税がかからない人達まで不動産の価値を下げてしまう対策をされることに問題があると思います。不動産の権利をバラバラにしてお金に換えないと分けられないような形は避けて、不動産は分けられない遺産だということを再確認していただきたいです。そのためには遺言を残していただくのが一番だと思います。
 日本の人口は過去100年で倍になりましたが、次の100年で半減すると言われています。急激に増えたことによって不動産の権利がバラバラになり、急激に減ることによりその一部が放置されはじめています。これをなんとか集約していくことが大テーマです。京都でも管理を放置されている不動産がたくさん出ていますが、ある公益的な機関で管理権だけでも集約して地域のために再活用していくようなシステムが必要だと思います。




☆本日の担当:江坂幸典



posted by 京都府建築士会 at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年4月14日放送 ヨーロッパの景観まちづくり事例

△▼△4月は「景観まちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:御池総合法律事務所 弁護士
    上里 美登利さん

kamisato.jpg 平成16年の弁護士登録時から景観に携わってきました。NPO京都景観フォーラムの設立およびその後の運営にも深く関わっています。京都市弁護士会の公害対策環境保全委員会の中に「まちづくり部会」があり、京都の環境や景観についていろいろな提言をし、そのための調査をするという活動をしています。 
 平成17年当時は、京都市にまだ新景観政策というものはなく、景観保全の必要性が浮上し始めた頃でした。条例案の提言のために、この問題の先進地域であるヨーロッパに調査に行き、現地の大学や行政、住民団体を訪問し、意見の聞き取りや実態調査をしました。
 パリは整ったまちなみが完成しているというイメージがありますが、1960年代には「近代化」ということで、高層タワーを建てるなど景観破壊が進行していました。ある地区を貫く幹線道路の計画が歴史的建造物を壊すことに反対する市民活動がわき上がり、その後すぐに景観破壊の反省を生かし、都市計画の法律の制度ができたようです。
 ローマは景観保全の話が印象的でした。古い建物の修復の仕方についてローマ市が技術的なマニュアルを作成して、建物の窓、門、床などの修復、部材の使い方などをかなり細かく決めています。そのマニュアルに従って改修をすると、税の優遇措置が受けられます。伝統的な修復を維持することで、職人工芸の保護と技術を伝承しができます。  
 「京都景観フォーラム」の中でも専門家のネットワークの必要性がベースに考えられており、よりいっそう専門家同士の連携を大事にして、今後も各種の提言を行っていきます。




☆本日の担当:中村真由美


posted by 京都府建築士会 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年4月7日放送 地域の景観をリードする専門家・景観エリアマネージャー

△▼△4月は「景観まちづくり」をピックアップ△▼△

ゲスト:NPO京都景観フォーラム理事長 (社)京都府建築士会会員 
    内藤 郁子さん

naito.jpg 京都市景観条例はできましたが、景観を良くしていくには、市民が主体となって「まちづくり」を行うことが大事で、自分たちで、どんな町にしたいかを考え、後世にどう残していきたいかという思いと、それを纏めたりリードする専門家が必要です。そういうお手伝いをして行きたいと考えています。
 2008年に「京都市未来まちづくり100人委員会」がスタートし、その中の一つとして「市民の景観チーム」があり、専門家、行政の方、市民の方々と多彩なメンバーで、3年間、毎月1回の会議を開き、色々検討しました。このチームを母体に活動を始め、昨年11月にNPOとしての認証を受けました。
 もともと進化する景観条例ですから、当NPOは、市民が主体となって景観を進化させたいと考えています。景観を整えると資産価値が上がり、その過程で、みんなの気持ちが纏りコミュニティが再構築され、安全・安心・暮らしやすさが進化します。
 活動の一つとして、景観を観察するフィールドワークで、「自転車撤去警告看板」が美しくない事に気づき、行政と共に学生デザインコンペを行い、茶色の格子の綺麗な看板に生まれ変わりました。
 また、「景観エリアマネジメント講座」を開講しています。ランドスケープ・京都の歴史・法律・京町家・造園・まちづくり・茶道・華道と幅広い講座で、暮らし方や日本人の美意識も学びます。1年目は講義中心の座学で、2年目はより実践的な勉強をし、合計2年で「景観エリアマネージャー」が誕生します。現在合計約50名が勉強中です。
 京都市の「地域景観まちづくり協議会」の第1号が間もなく認定されますが、そういう場でも、地域の景観のホームドクターとして、今後、皆さんが活躍されるのを楽しみにしております。




☆本日の担当:伏木道雄

posted by 京都府建築士会 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

2012年3月31日放送 ニュージーランドだより 3

ゲスト:グローバル・アーティスティック  岩崎 亮平さん

iwasaki.jpg 前回の言い忘れです。ニュージーランドは南半球なので季節が逆、南北が逆の日当たりです。
 さて、3回目は建築の話と建築を取り巻く事情についてです。住宅の新築・改築といった話がありますが、家を「建てる」ではなく家を「買う」という習慣が一般的で不動産業が盛んです。安い家から高級なものまでラインナップが広く、取扱い数が充実しています。ヤドカリのような暮らし方で、最初は夫婦二人の家、それから子どもができた家、また子どもが大きくなると、ニュージーランドでも学区制があるので学区内の家へと買い移っていくのが普通です。借りるではなく買う。
 それから割とセルフビルドをしています。ペンキ塗りから改造まで色々住人でやっています。住宅は木造(ツーバイフォー)がほとんどで自分たちのライフスタイルに合わせて買い換えていきます。
 日本のハウスメーカーが建てた家があり、一見して日本のハウスメーカーとわかるのですが、なぜかがっかりしました。
 住宅のグレードは日本と比べてけっして良くなく、建具は隙間があるし、壁が薄い、天井が張っていない等は普通です。国民性もあり、おおらかで大雑把にとらえていて、またすぐに移っていくので気にしないのでしょう。
 新築ビルの現場はあまり見ないです。リノベーションが多いですが、耐震設計をしているかは怪しいと感じます。
 特徴的な建築事情は、仕事が遅いこと。9時出勤で3時に帰る。すべての仕事において長時間働くということはなく、仕事のスピードは遅いです。全体がその風潮なので問題はないそうです。
 それと消費税が高く15%で、行政サービスが充実しています。貯金がいらない。老後の心配がいらないのでみんな納得しています。
 みなさんも、是非一度海外で暮らしてみてください。日本を離れて日本の良いところが見えてきました。住んでいると悪いところばかりが目立ちますが、日本はまんざらではないと思います。


■□■ 会員紹介 ■□■
京町家なんでも応援団の活動について
京町家なんでも応援団 団長 冨家 裕久さん

tomiie.jpg 建築士会の地域貢献助成事業に選ばれ、建築士会からも応援を頂いています。応援団の活動の一つは「まちあるき」です。今まで市中の花街を回っています。
 またその他は色々な企画を会員さん同士で立案して実行します。そこから生まれた企画で、4月にお花見企画を開催します。左京区岡崎円勝寺町の白川河畔の竹中庵にて景観の話・歴史・町並・所有者の気持ち等のパネル展示をみてもらい、それに併設して茶店を出店し、お抹茶お菓子付500円で販売します。お茶も楽しんでもらいながら、桜を眺めてこの地域の景観・歴史を知ってもらうのが狙いです。





☆本日の担当:冨家裕久

posted by 京都府建築士会 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。